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「体験型!国家戦略特区セミナー」を開催しました

 北九州市は、市民の皆様に、先端技術等に触れて未来を体感していただくため、3月25日(土)にイオンモール八幡東で、「体験型!国家戦略特区セミナー」を開催しました。
 セミナーでは、「東田・未来都市プロジェクト」(八幡東区東田地区を中心に先端技術の実証・実装を進める取組)の参画事業者や国家戦略特区に関わる事業者による、
・小学生向けプログラミング体験イベント
・小学生向けドローン操縦体験イベント
・電動マイクロモビリティの試乗
・グリーンスローモビリティの運行
・国家戦略特区の成果の紹介
を行いました。

小学生向けプログラミング体験イベント
 ひまわりの広場で3回に分けて開催し、全体で小学生37名と付き添いの方にご参加いただきました。
 小学生の皆さんは、付き添いの方と一緒に、LEGOのプログラミング教材で車を組み立て、タブレット端末でプログラムを設定し、車を動かしました。
 参加者の方は、講師の説明を真剣に聞いて、自分で設定したプログラムどおりに車が動くのを見ると、びっくりしながらも喜んでいました。
(実施事業者:GZキャピタル㈱)

小学生向けドローン操縦体験イベント
 ひまわりの広場で3回に分けて開催し、全体で小学生33名と付き添いの方にご参加いただきました。
 小学生の皆さんは、講師から、ドローンとは何か、どのように活用されているのか、操縦方法などの説明を受けた後、トイドローンと呼ばれる小さなドローンを実際に操縦しました。
 小学生の皆さんは、すぐに操縦に慣れたようで、「意外と簡単だった」や「楽しかった」といった感想をいただきました。
(実施事業者:(公社)無人機研究開発機構)

電動マイクロモビリティの試乗
 イオンモールの建物横で、来館された方46名に、電動マイクロモビリティに試乗していただきました。
 試乗された方からは、
・軽快に動いて、思ったよりも小回りが効き、街なかで便利かなと思った。
・安定していて怖くなかった。すぐにでも利用したい。
・カーブで曲がる時に、倒れないという安心感があった。
などのご感想をいただきました。
 この電動マイクロモビリティも、電動キックボードとともに、改正道路交通法の施行により今年の7月から歩道を走行(時速6㎞以下)できるようになります。
 生活や仕事など様々な場面で、利便性や生産性の向上に繋がることが期待されます。
(実施事業者:㈱ストリーモ)

グリーンスローモビリティの運行
 JRスペースワールド駅~イオンモール八幡東間で運行し、76名の方に試乗していただきました。
 グリーンスローモビリティは、電動のため排気ガスを出さず、少人数を低速で運行する乗り物です。ちょっとしたお買い物やお出かけなど、生活の場面での活躍が期待されています。
 当日は、天気も良く、桜も咲いていて、試乗していただいた方には、窓の無い開放的なグリーンスローモビリティでの移動を楽しんでいただきました。
(実施事業者:㈱光タクシー)

国家戦略特区の成果の紹介
 ひまわりの広場で、国家戦略特区の規制緩和によりビジネスを始めた成果を紹介しました。
・ワイン特区(ワインの最低製造数量を6㎘から2㎘に緩和)
 事業者:ワタリセファーム&ワイナリー、ドメーヌ・ル・ミヤキ
・特区民泊(住宅で宿泊業が営めるよう緩和)
 事業者:山の家 粋邑、ひがしやまの小別荘
・スタートアップビザ(外国人が日本で起業する際に必要な在留資格を緩和)
 事業者:FUTAGO JAPAN(合)
     ※門司港をイメージした結婚指輪等を販売するジュエリーショップを起業

 土曜日に開催したこともあり、イオンモール八幡東に来られた多くの方が、足を止めてイベントや展示ブースをご覧になっていました。
 今回のイベントが、デジタル技術や国家戦略特区を身近に感じていただくきっかけになればと思います。

北九州市 政策局 
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